厚生労働省が運営するのがハローワーク、というイメージを持つ社会人は少なくありません。就職支援であったり、雇用促進のために活躍してくれる職員がいます。求人の検索や雇用保険の手続き、そうしたことが全国の500ヶ所にも及ぶハローワークで行えます。居住地域の管轄するところに相談するのですが、求人申請書の記入や提出をすれば、働くためにやる気があるというような証明書となるカードがもらえます。職員と面談をして、どんな職に就きたいのか、一緒になって探してくれますし、室内にはパソコンが設置されており、様々な職業・職種の求人情報が誰でも閲覧可能で、自分で探すことも難しくありません。地元の管轄であることで、地域密着型の求人に強みを持つことも容易にイメージができます。地域住民を雇用したい、そうした企業からの募集にも応えています。その一方で、高収入や急成長、大手企業からの求人情報数が少ない、そうしたイメージも持たれているのも事実のようです。しかしそれには理由があり、企業側が経験者を優遇していることも少なからずあるようです。ハローワークは、民間のサービスというイメージで、どうしても未経験者であったり、経験があっても子育て期間が長くなり腕に自信がない、ブランクによる就職活動の困難な部分、こうした求職者を支援しています。大手は実力者を求める傾向で、エージェントなどの転職支援専門業者を選んでいるようです。雇用のハードルも高く、そのために高収入より継続できる職探しを職業安定所では提供せざるを得ないのかもしれません。何事も、離職しては意味もありません。実力社会であれば、まずは職業訓練という道でスキルアップを図りましょう。未経験に強みを持ち、非正規の転職にも取り組みやすいのも魅力です。紹介状を発行してくれるのですが、面接に不利にならないためにはこの紹介状が有利に働きかけてくれます。いわゆるハローワークからのお墨付き、という意味合いで、採用される確率も高まるようですし、実際に紹介状を持参した場合では信用度も違うようです。